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城跡は京都府舞鶴市丸田にあって、「山城賛歌」で既に登城リポートを終えた丸田東城の西側尾根先端に位置しており、二城は呼応した形となっている。城史に関しての詳細は不明

城跡を訪れるには、丸田東城を起点とすれば一目瞭然の位置にある事から、訪問ルートの説明は割愛させて頂くが、国道175号線「八田」信号まで到達すれば、登城ルート図を拝見して頂ければよいだろう。公民館に車を預けた後は登城口となる「松尾神社」を目指せばよいが、その脇から山上までは山道が利用出来るので、それに任せて上れば数分で辿り着ける筈である。

登城ルート1登城ルート 城跡概念図3概念図 推定主郭7配水施設

この山城は限りなく無名に近いもので、京都府遺構分布図中にマーキングされた所在位置以外何の情報も得られず、当然その実態も分からぬまま訪れてみたものの、結果的に尾根先端部は墓地となっており、切岸跡の残る明瞭な狭小帯郭群が、恐らく当時の確かな残存遺構とだけは分かったが、側壁の一部に残る石積み跡(画像に注目)が当時のものかどうかの正否判定は非常に困難、そこから更に上の石垣(近年築かれたものと推察)上に建つ配水施設付近が主郭であったとすれば、ここままでが本来の縄張りなのかもしれない、、、とすれば遺構残存度の非常に低い、物見程度の砦跡という事になるが、自身は念の為にそこから更に山道に任せて山上尾根までは上ってみた。が、そこには広い自然に任せたまま削平された、より自然地形に近い空間があるだけで、空堀を含めた明瞭な遺構と対面することは叶わなかった。結局自身の中では、どこまでが当時における縄張りなのか、全く見当も付かない城跡という事で一件落着したのだが、この山城の存在は知りながら、今までその実態が分からなかった山城ファンの方、あるいはそれでも神社参拝ついでに訪れてみたいと思われた方には、是非今回の登城リポートをお役に立てて頂きたいと思うのである。
この山城に関しては、この地を城跡と知った上で訪れてこそ、この地域に数多く築かれた城郭の機能の想像や山城ロマンに浸る事も出来、これらを全て含めた上で価値の感じられる城跡!といった事になるのかもしれない、、、

狭小帯郭11狭小帯郭  謎の石積8謎の石積み 尾根上削平地12山上尾根削平地 


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